ユベントスはアッレグリとの別れを選ぶべきなのか(編集長ミツ)

 

カルビーの社名がカルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」を組み合わせた健康を意識した造語なのに、ポテチ好きの編集長の健康を脅かす存在になっているんじゃないかと考えている、編集長ミツです。
#ポテチがMajiで好きです
#毎日1袋くらい食べたい
#1番好きなのはコンソメパンチ

 

さて。
今日は少しばかりエグいお題を。

今シーズンも終盤を迎えており、夏の移籍市場を鑑みた噂話も届いてきていますが、それは監督についても同じ。

チームを離れる監督もしれば、その空いたポストに座る監督もいて、そして今シーズン終了後も何かしらの動きがあるに違いまりません。

恐らく、リバプール(クロップ)やバイエルン(トゥヘル)など監督退任が発表されているチームは、すでに水面下で動きを見せていることでしょう。

 

 

アッレグリ

我らがユベントスを率いるアッレグリ。

チームとの契約はあと1年を残しているものの、しかし復帰後2シーズンにおいてノータイトルで終わり、そして迎えた今シーズンも残すタイトルはコッパ・イタリアのみ。

更にここ2ヶ月は苦戦を強いられており、ユベントスファンの一部から「アッレグリout」の声が届く日々が続いております。

 

 

考えるべしこと①

まずは「残り1年契約が残っている」ということ。

それはすなわち「このタイミングでアッレグリを解任すると、税込で約1300万ユーロの負担がチームに生じる」という事になります。
#アッレグリの税込の年俸額です

言わずもがなですが、いまのユベントスにとって1300万ユーロはあまりにも大きな数字であり、この数字を盾に「アッレグリ残留」を決断しても仕方ありません。

 

 

考えるべきこと②

続いて考えるべきは「アッレグリでは限界か」ということ。

アッレグリが3年前にユベントス復帰を果たした際にも口にしていた通り、チームは一朝一夕に構築されるものではなく、数年かかるのはアタリマエ。
#突然のアルシンド風に

もしこのタイミングで解任となった場合、「これまで築きあげたものが御破算になる」という考えが出るのも当然です。

しかしボクが見る限りだと、この3年で何かが積み重なっているような印象はなく、「例え4年目に突入したとしても伸び代は限れるのかな」というのが本音であります。

 

 

考えるべきこと③

この約3年において、本当に色んな事が起こりました。

フロント陣が総入れ替えになったり、勝ち点10が剥奪されたり、ポグバとファジョーリが出場停止になったり。
#ボヌッチが島流しにされたり

そしてファンの間では、「少なくとも今シーズンについてはポグバとファジョーリがいたら違ったのではないか」といった声が挙がっており、ボクもそれは全く同じ意見を持っています。

それこそ、ポグバがいればもっと攻撃がダイナミックになったでしょうし、ファジョーリは「不調」が囁かれるロカテッリの大きな助けになったはず。

しかし、それとこれ(=今回のお題)とは別の話であり、今回のボクの意見の中に上記の事柄は影響を及ぼしていません。

 

 

監督を交代すべきか

ボクは「代えるならばこのタイミング」だと思っています。

その理由のひとつは前述の通り「伸び代が限られているから」なのですが、あとひとつありまして、それは「アッレグリのサッカーで勝てるのかという疑念が生じているから」になります。

ひとつ例えに挙げるならば、インテルはシモーネ・インザーギがヨーロッパでも戦えるチームを築いていますし、昨シーズンであればスパレッティが作ったナポリも同じ。

しかし、アッレグリのサッカーがヨーロッパの強豪相手に殴り合いの末に勝てるイメージがボクには湧かず、あるとすれば守って守ってカウンター。
#いつぞやのチェルシー戦のように

しかし、それでは勝ち"続ける"ことは難しいのではないかと考えます。

 

 

後任

では、「後任は誰なのか?」という部分についてボクは明確な名前があるわけではなく、例えばこのところ名前の挙がるチアゴ・モッタがユベントスを指揮した所で、すぐにヨーロッパで戦えるチームを構築できるかは分かりません。

ただ、ボローニャのサッカーを見る限りだと「その可能性はある」と感じますし、逆にアッレグリのサッカーにはそれを感じることは出来ません。

 

 

まとめ

今日は少し踏み込んだお題となりましたが、月ユベとは異なり、このユベントスマガジンはそういった真面目な一面があってもいいと思っています。

そして、ここで意見交換する中で「アッレグリ out」などというナンセンスな一方的なものの見方ではなく、「ユベントスが次のステージで戦うために、このタイミングでアッレグリと別れるべきなのか、それとも継続すべきなのか」だと思います。

要は「単に勝てないから」ではなく、いまのアッレグリのサッカーで来シーズン以降、ユベントスは高みを望めるのかどうか。議論すべきポイントはそこであるべきです。
#上手く説明できないけど

ちなみにボクのユベントスの歴史において、最も好きな監督はマルチェロ・リッピで、2番目はアッレグリ。この2人はユベントスを勝たせてくれました。それでもボクは、このタイミングでユベントスはアッレグリと袂を分けるべきだと考えます。いま、むしろここを逃すと、更なる沼にハマるのではないかと。
#沼

 

ということで、皆さんの建設的な意見をお待ちしています。
#コメント欄大開放中
#誹謗中傷はダメよダメダメ

 

では、ステキな1日をお過ごし下さい。

 

編集長ミツ

1996-97からのユベンティーニで、ユベントスとサウナとフットサルを愛するアラフィフのナイスミドル。歴代で最も好きな選手はユーゴビッチ。いまはデ・シリオから目が離せない。

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