今夏のユベントスのカルチョメルカート、あなたの胸にあるのは「期待」それとも「不安」?
サウナに入って「そろそろ出ようかな」と思ったタイミングで、サウナ室のテレビから『今日のニュースを2分でまとめます』というコーナーが始まって、更に2分間いたことでカラカラになってしまった、編集長ミツです。
#だからなんやねん
さて。
現地では今夏のユベントスの補強が終わりとの報道も出ておりまして、どうやら昨シーズンのメンバーを中心に戦うことになりそうです。
これに関しては期待もあれば不安もあり、ただどちらかと言えば「不安」の方が大きいのですが、さて皆さんはいかがでしょうか?
まずは軽くボクの意見をお伝えさせて頂きます。
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「期待」については成熟度でしょうか。
それこそ2018-19シーズンにトッテナムが大きな補強がないにもかかわらず、チャンピオンズの決勝まで進んだように、メンツが変わらなければ変わらないでポジティブな面はあります。
ユベントスは今シーズンも監督は変わらず、そしてスタートの時点では3-5-2を継続。
慣れ親しんだ戦術とシステムと選手で、「昨シーズンの延長」と考えるプレーヤーもいるかもしれません。
まぁ、アッレグリのことなのでスタメンは毎回変わるんでしょうが、それでも今挙げた内容については、ポジティブに働くと考えています。
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もちろん「不安」はありまして、ハッキリ言えば昨シーズンのウィークポイントをカバー出来ていませんし、そして選手層についても十分とは言えません。
クアドラードが移籍した右ワイドはティモシー・ウェアで埋めましたが、アッレグリがキエーザをトップで起用することを明らかにしている以上、このポジションは「ウェアひとりぼっち」になっています。
ボローニャ戦ではマッケニーを同ポジションで起用したものの、個人的には「やむ得ず」な感は否めず、少なくともマッケニーは3-5-2のウィングバックではありません。
そして選手層については、ボヌッチが戦力外となっているセンターバックに大きな不安を覚えています。
昨シーズンの終盤に出場チャンスを多く得たガッティに期待がかかるところでしたが、開幕から2戦連続で出番なし。これは「サンドロが優れている」というより、「アッレグリがガッティに対してまだ全幅の信頼を寄せていない」だと思っています。そして、ボクも同じ気持ちです。
とりあえず選手層について、前線のアタッカー4枚は十分で、セントラルミッドフィルダーも欲を言えばロカテッリの控えが1枚欲しいところですが、それでもミレッティが残留すれば、ポグバ、ラビオ、ファジョーリ、ロカテッリ、ミレッティの5枚で十分に回せるはず。
となると、やはり右ウィングとセンターバックでしょうか。
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あと、何気にノッキングを起こしているのが左ウィングバック。カンビアソがいてイリングがいて、そしてコスティッチがいて。
誰か1人が右に回ることが出来れば最高なのですが、その候補となるカンビアソについて(カンビアソは両サイドできる触れ込み)、アッレグリはたぶん左での起用をイメージしているのではないかと。
キエーザに左に流れるプレーを指示して、そのフォロー役をカンビアソに命じる(命じている)のかもしれません。
そんな中、開幕から180分をベンチで過ごしたコスティッチの心中は穏やかではないと思うので、もしかしたら移籍期限ギリギリでの放出劇はあるかもしれません。
何にしても、左ウィングバックは少しイジらないと、チーム内のバランスが崩れることになりそうです。
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さてさてさて。
今夏の移籍市場での動きについて、皆さんはどう感じていますか?
「ルカクを獲っておくべきだった」
「ラストチャンスでホルムを獲得して欲しい」
「ボヌッチは残すべき」
などなど、色んな意見があるかと思いますので、ぜひコメント欄に頂けると幸いです。
ちなみにボクは「ルカク獲得推進派」でした。
では、ステキな1日をお過ごし下さい。