みなさん、おはようございます。
Smithです。スミスでいいです。
1本目の記事を書いた後、ミツさんから「よく読まれてますよ!」「できれば1週間に1本くらいは書いていきましょう!」「自分のペースでOKです!」というメッセージを横目に書き始めました。
読まれたことは嬉しいものです。
朝の電車、普段は混んでる中でTwitterを漁ったり、サッカーの試合を見たり、ゲームをしたり、勉強したりしてるんですが、文字書きも楽しめればいいなと思っています。
さて、ナポリ戦、負けましたね。
ユヴェントスは前節フロジノーネ戦で掴んだ勝利を今節に活かして、勝ち点を取り切ることができませんでした。
勝利というのは使い方が大切です。
喜びも束の間、次の試合の準備はすぐに始まり、シーズンは長く続きます。
特にリーグ戦というのは短距離走の連続に見せかけた長距離走なので、その浮き沈みある期間を乗り越えるためのエネルギーを多く作ることが重要だと考えています。
で、肝心のナポリ戦ですが、負けはしたけど、結構良かったよなーと思って見ていました。
みなさんはどうでしたでしょうか。
そもそもアウェイナポリではここ5年間勝ち星がなく、キーン、ペリン、ラビオ、マッケニーが不在で、ダニーロも怪しい。
とりわけ、今シーズンフル稼働に近いMF2人がピッチに立てないことはプレー面、精神面の両方でディスアドバンテージとなりました。
代わりにスタメンとしてIHに入ったのはこの冬に買取オプション付きのローンで加入したアルカラスとインフルエンザに罹ってから、しばらく試合に絡んでいなかったミレッティでした。
↓試合前、ユヴェントスのMF陣状況まとめ
🟢ロカテッリ(26)
🟢カンビアーゾ(24)※本職WB
🟢ニコルッシ・カヴィーリャ(23)
🟢アルカラス(21)
🟢ノンジェ(18)
🟡ミレッティ(20)←インフル明け
⛔️ラビオ(28)←右足親指脱臼
⛔️マッケニー(25)←左肩脱臼
⛔️ポグバ(30)←ドーピング陽性
⛔️ファジョーリ(23)←違法賭博
これを見てもわかるとおり、本当に火の車です。
イタリア代表で国際大会に出場した経験のあるロカテッリ以外、健康な選手は能力があるものの全員が若手。
まさか開幕前に「今シーズンのキーマンはマッケニー」となることを予想できた人はいたでしょうか。
今じゃ、一家に一台マッケニーだなと心の底から思います。
まぁ、そこはその辺にある食材でそれっぽい料理を作ることに定評があるアッレグリなので、若手2人の両脇にロカテッリを添えて、ピッチへ送り出しました。
シニアメンバーが来れなくなり、ジュニアばかり集められた現場で、1人結果を出さなければいけないマネージャー、マジで同情する。
試合はナポリがボールを保持しつつ、ユヴェントスはなんだかやけに球離れのいいキエーザを中心にカウンターを繰り返す展開。
ナポリのディ・ロレンツォが嫌すぎて、左右で守備の基準点が違うチームを見ると、この1週間ちゃんと準備したんだなぁとしみじみする思いでした。
左のA.サンドロ、ミレッティ、イリング・ジュニオールはマンツー気味に付き、右のルガーニ、アルカラス、カンビアーゾはクヴァラツヘリア対策に後ろを余らす形でしたね。
相手の怖い選手は誰かというのが、うまくチームで意思統一されているようでした。
クヴァラツヘリアのボレーはスーパーでしたが、キエーザの右足一閃もなかなか印象に残るゴールだったのではないでしょうか。
なんか勝てなかったり、調子が悪かったりするとすぐに監督との確執がゴシップ記事になってしまいますが、そんな中でも得点直後に「ミステル!!」と叫びながら、ベンチに向かって喜び走るキエーザは良かったですね。
体が切れていたのもあり、久しぶりの90分は結果が伴わなかった今節において、チームが収穫した一つの手応えだったはずです。
一方、2024年に入ってから、これまでの苦しみをゴールという形に結実し続けていたヴラホビッチですが、今日は再三のチャンスもnot his dayでした。
まぁ、ゴールなんてケーキのいちごですし、こんな日もあるでしょ。
抜け出しはいいので、多分次節は決めるんじゃないかと思いますが、この試合でイエローカードをもらってしまったので、アタランタ戦はお休みです。
たっぷり休んで、その次のジェノア戦に期待しましょう。
最後に一つ、ノンジェについて。
今シーズンからぼちぼち出場機会を得始めた18歳ですが、今節は途中出場PK献上途中交代となかなか精神的にくる展開だったんじゃないでしょうか。
若いうちの苦労は買ってでもしろといいますが、高い勉強代を払わされましたね。
成長の速度は人それぞれ。失敗の積み重ねによって、良い転び方を覚えてくれたら嬉しいなと思います。
では、また。
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