みなさんはじめまして、おはようございます。
Smithです。スミスでいいです。
ミツさんがユベントスマガジンで記事を載せる人を募集していたので、ちょうど仕事を早く切り上げた電車に揺られながら、軽い気持ちで連絡したところ、即レスが帰ってきて乗っかることになりました。
月に1本くらいでいいやーと思っていたのですが、裏でのグループのやり取りがかなり頻繁でビビっているのは内緒です。
あまり書かなすぎると、完全に幽霊部員になりそうなので、熱の冷めないうちに1本書いておきます。
ここ最近のユヴェントス、苦しかったですね。
- 1/28 ユヴェントス×エンポリ 1-1 ▲
- 2/5 インテル×ユヴェントス 1-0 ●
- 2/13 ユヴェントス×ウディネーゼ 0-1 ●
- 2/18 ヴェローナ×ユヴェントス 2-2 ▲
一時期は1試合少ないインテルを横目に、首位に立ったこともありましたが、直近4試合で勝ち点2と急ブレーキ。
若い選手を主体とするチームは一時の自信を横に置き、何を信じたらいいのかわからずに右往左往していました。
そんな中で迎えた今節、ヴラホビッチのドッピエッタで追いつき、最後は後半アディショナルタイムにCKの流れからルガーニ。
SPOTV NOW独占放送のランチタイムキックオフということで、見やすい時間だったこともあり、珍しくリアタイしていた自分も涙がにじむ展開でした。
こういう時に思うんです。
「ぼくらはなぜ、ユヴェントスを好きでいるのだろうか」と。
よく言うじゃないですか。
FINO ALLA FINEと。
ユヴェントスを表す言葉ですよね。
日本語的には「最後まで」という意味です。
ぼくはこの言葉に結構惹かれます。
だって、普通に生きてる上で、諦めないって簡単じゃないと思うんです。
何度も折れそうになって、歯を食いしばって立ち上がる。
それを支えるのは成功体験ばかりではなくて、苦しい思いをしながらも、下を向かずに直向きにやってきた試行回数なんだと思います。
今回決めたルガーニなんて、まさしくFINO ALLA FINEじゃないですか。
エンポリでの実績を提げて加入して以来、BBCの影に隠れながらも、今か今かと準備をし、ドライローンを挟みながらも今では在籍年数8年目。
押しも押されぬ所属年数最長プレイヤーのはずです。
でも、ぼくらは彼がどんなにライバルが多くても、ピッチに立てない日が続こうとも、腐らずに準備をしていることを知っています。
彼がピッチに立った際、自分にできることを最大限表現していることを知っています。
ぼくらの人生もそうで、スポットライトに当たっている時間なんかよりも、当たっていない時間の方がよっぽど長いんです。
表舞台に立つのは一瞬で、そのためには途方もない時間の裏働きがあるはずです。
だから、ぼくらは彼らに何度でも、自分たちを重ねて夢を見るんじゃないでしょうか。
さて、話を試合に戻すと、この試合ではラビオがブレーメルとの接触で負傷、マッケニーがスーレとの接触で負傷となりました。
ヴラホビッチが得点を重ねて好調ですが、次節ナポリ戦には一抹の不安が浮かびます。
ただ、そんな中で彼らは何をしてくれるのでしょうか。
ぼくらは諦めの悪い彼らを前に、信じることしかできません。
取り戻した自信、勝利の使い方を楽しみにまた週末を待ちましょう。
今週、スポットライトが当たる予定の方はFINO ALLA FINEの精神でがんばってください。
当たる予定は特にありませんが、いつ声が掛かってもいいようにぼくも諦めずに日々を過ごします。
では、また。
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