みなさん、おはようございます。
Smithです。スミスでいいです。
あれほど暑さが和らぐことを願っていたのに、いざ勢いよく夕立が降ると「そうじゃない」と思ってしまいます。
通勤経路の帰り道、普段歩く道のりに川のような雨が流れています。
暑いときはもう少し涼しくなってほしいと言い、雨の日はめんどくさいなぁと独りごちます。
わがままなものです。
ぼくの地元は札幌のはずれなんですが、うちのばあちゃんはよく「夏はお盆まで」と言っています。
というのも、8/15を過ぎると夏の蒸し暑さがパタっと消えてしまうんですよね。
特に夜はいっそう涼しさが増し、急に秋の気配を感じます。
こちらがセミの鳴き声が聞こえる頃、あちらではコオロギの鳴き声がきりきりと響いています。
東京の夏はお盆を過ぎてもお構いなし、ベタつく暑さがまとわりつき、夜は冷房を入れないと眠れない日々が続きます。
どうでもいいですが、うちのばあちゃんはこの夏ついにエアコンを買ったそうです。
いくら札幌といえども近年の夏の暑さはつらく、うちの母さん連中に唆されて取り付けていました。
車で5分圏内の狭いコミュニティで生きている彼女たち、夏の間は毎日ばあちゃんちのリビングで過ごしていたそうです。
うんざりしていると言っていましたが、声色的には家族が集まる理由になったようで嬉しそうでした。
長かった夕方も短くなり、気付けば夜がそこまで顔を出すようになりました。
仕事終わりにまだ明るい空を見上げ、飲みに行ける喜びを享受できる日々も後少しです。
夏季休暇の間は時間を持て余してしまい「暇だな」と思うことも正直ありました。
ただ、いざ終わってしまうと「なぜあんなにも無駄な日々を過ごしてしまったんだ!」と後悔しています。
やりたいこととやれることって、なんであんなにずれるんですかね。
すみません、枕が長くなりましたね。
さて、約2ヶ月間もあったシーズンの狭間、EUROとオリンピックをつまみながら、メルカートを眺めていた日々。
皆さんはどのように過ごしましたか。
ぼくは、ぼくらのよく知るユヴェントスが解体、再構築されるのをただ指を咥えて眺めているだけのプレシーズンでした。
カラフィオーリ、来ると思ってたんだけどなぁ。
リーグ優勝という結果が伴わなかったとはいえ、クラブが掲げるCL権の獲得を毎年達成し、最後にはコッパ・イタリアを獲得したチームがバラバラになっていくのはあまりいい気持ちにはなりません。
血の入れ替えが必要ということなのでしょうが、果たしてビッグクラブ就任一年目の監督のために大刷新をする必要があるのだろうかと少し懐疑的に見てしまいます。
正直、近年に比べるとあまり高揚感のない開幕戦でした。
これまでは「これからシーズンが始まるぞ!」という気持ちでしたが、「ぁー、始まったのか」という感じです。
これはぼくがただ歳を取ってしまい、関心が薄れてきたことが影響しているのか、この夏の一連の動きがそう思わせているのか、斜に構えたぼくにはわかりませんでした。
たくさんの選手を戦力外通告し、メルカートも閉じていない中で迎えたチームスカッドはベンチ入り19人とぼろぼろの状態でした。
交代枠は5人なので、ほぼ全員が出場します。
ムバングラやサヴォーナの出場もあったので、アンダーから上げた選手を躊躇なく使ってえらい!みたいな論調になりそうですが、普通に起用できる選手がいないからアンダーから拝借してるだけだと思います。
いつかチームがこうなることを見越し、それができるようなアンダー世代のチームを作っていた方々は本当に先見の明がありましたね。
10番を付けたイルディズは凄まじかったですね。
あらゆる場面でビルドアップの出口となり、ライン感をフラフラしつつ前を向く。
前プレ時にはヴラホビッチと連動して、縦関係、横関係を作っていました。
彼をはじめとする若い選手たちをクラブはぜひ大切に守ってあげてほしいです。
ファジョーリもそうでしたが、若い選手がプロとしてやっていくというのはとてもメンタルに負荷が掛かります。
Next Genのブランドを守るためにも、起用やメディアへの露出は慎重すぎるくらいでいいんじゃないでしょうか。
親御さんへのアピール大事。
キャプテンがガッティだったのはぐっときましたね。
いや、ロカテッリでいいんじゃない?とも思いましたが、セリエD出身の苦労人が開幕戦でキャプテンマークを巻くことはユヴェントスらしさを感じました。
試合を通してほぼ無謀な上がりがなかった点もなんか足りないですが、好印象です。
早速2人も怪我人が出て、出場できる選手に制限が出てきたあたり、いつものユヴェントスって感じで安心しました。
結局、引こうが前から行こうが、怪我人は出ます。
長いように感じたメルカートの時期もあと10日ほどです。
終わった後に「なぜあんなに無駄な日々を過ごしてしまったんだ!」とならないように、クラブには日々ぼくらを踊らせつつ、初夏に描いた絵図を実現してほしいものです。
では、また。
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