ディバラとキエッリーニが全体練習に復帰!ビジャレアル戦出場なるか
ベルナルデスキ、サンドロ、デ・シリオが復帰したユベントス。長期離脱者を除けば、残るはディバラ、キエッリーニ、ザカリア、ボヌッチを待つばかり。そんな中、今日のトレーニングには、ディバラとキエッリーニが元気な姿を見せたようです。
Romeo Agresti
戦列を離れていたディバラとキエッリーニだが、本日行われた全体練習のほとんどに参加した。両選手共にビジャレアル戦での復帰を目指す事になるだろう。
大一番を前に、キャプテンと副キャプテンの復帰が濃厚となっております!
まずキエッリーニついてですが、ルガーニが頑張ってはいるものの、しかしチャンピオンズ・リーグBEST8に駒を進める為に、この百戦錬磨の男の復帰は「欠かす事が出来ない」と言ってもおかしくありません。
年齢こそ37を数え、怪我でチームを離れる時間が増えてはいますが、しかし「ここ一番」での勝負強さについては言うに及ばず。ホームで勝利必至の一戦において、キエッリーニが燃えていない訳はありません。
そして背番号10を背負うディバラもビジャレアル戦での復帰が濃厚。
しかし、キエッリーニと少しばかり状況が異なるのは、「ディバラ抜きのユベントスが3連勝を飾っている」と言う事。そして、その期間にアッレグリが採用したシステムは可変式の4-4-2(攻撃時は3-1-4-2)で、言うなれば「ディバラ不在が前提のシステム」となります。
勝負の世界において「勝っている時のメンバーはいじるな」はセオリーであり、もしディバラがビジャレアル戦のスターティング・イレブンに名を連ねる事があれば、それは「システムは4-3-3」を意味する事に。絶対に先制点を許せない一番において、アッレグリが「攻撃重視」の戦術にシフトするか、注目が集まる所であります。
ファンの間では「ディバラは切り札的な存在としてベンチに置いておいてもいいんじゃないか」と言う意見も挙がっておりますが、しかし開幕前に「ディバラ中心のチーム作りをする」と口にしたのは、他ならぬアッレグリ。結果としてドゥサン・ヴラホビッチと言う核となる選手を冬のマーケットで獲得せざるを得なくなったチームにおいて、背番号10は引き続きアッレグリの中で「特別な存在」であり続けるのか。その答え合わせは、(日本時間の)3月17日の朝4時(スタメン発表のタイミング)に行われる事になりそうです。